上野東照宮の銅燈籠は、諸大名のうち格式の高い大名が寄進した銅製の燈籠です。
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- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by さいたまさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:136件
上野東照宮の銅燈籠は、諸大名のうち格式の高い大名が寄進した銅製の燈籠です。
上野東照宮の落成に合わせて、各大名が寄進した石燈籠ではなく、格式の高い大名は、銅製の燈籠を作成し、寄進しました。
現在、上野東照宮には、50基の銅燈籠があり、すべて国宝に指定されています。
同じ種類の銅燈籠でも、大名の官位や格式に応じて、建てられている場所が異なります。
例えば、徳川御三家が寄進した銅燈籠は、唐門の入口の両側に置かれています。
唐門から参道入口の水舎門に近くなるにつれ、格式が低くなり、さらに低くなると銅製の燈籠ではなく、石灯籠になります。
今回、上野東照宮の銅燈籠を訪れ、江戸時代の大名の官位や格式と場所の関係について学ぶことができました。
洋の東西を問わず、皇室の規範や英国王室のしきたりと相通ずるものがあります。
特に、江戸時代の儀典の考え方には、それなりのルールがあったことを知り、大変ためになった銅燈籠の裏側でした。
広い意味で、勉強になりますので、ぜひとも上野東照宮に足を運んでください。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/11/01
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