日本人でよかった

1.0
旅行時期：2016/07（約10年前）

by nn2120さん（男性）

青森市内クチコミ：2件

本場メリケン仕込みのリブが食べられてしかも東北地方では青森にしかないと聞いてどんな味なんだろうととても期待していました。
丁度宿泊していた宿の宿泊者には割引サービスがあると知り、お持ち帰りでリブとステーキセットを注文して取りに行きました。
部屋に戻ってさあご開帳……見栄えがしょぼい。
まぁ見た目がアレでも大事なのはお味だなと気を取り直してまずはリブから頂くことに。
見た目の印象と違って肉の骨離れがよくてペリペリとはがれてくれます。肉も適度にほぐれやすく食べやすい。
そして肝心のお味は…味がない。
全くないわけではありませんが見事な「大味」です。
そしてミディアムで焼いてもらい、食べやすくカットしてくれているステーキ。ソースをかけて頂きます。筋張った所もなくとても噛みやすいです。
で、お味は…果たしてこれはステーキなんだろうか？たぶんステーキと言っているのだからそうなのでしょう。ですが今までこんなステーキは食べたことがありません。
うまく表現できませんが、肉の味がまったく感じられずただただ噛み切りやすい何かをひたすら口に入れている感覚。薄切りしか食べたことがありませんが、分厚いローストビーフを何も付けずに食べたらこんな感じなのかな？
最後に付け合わせのポテトとパンを頂きます。
ポテト…ヨーカドーのフードコート「ポッポ」のポテトの方がマシ。
パン…パッサパサで噛むたびにパンくずがポロポロ落ちて来る。味そのものについてはもう語るのはめんどくさいです。
結論…俺はメリケンで暮らすのは無理だなということはよくわかりました。
こんな物を美味いと感じることは私にはできません。これを美味しいと思えない日本人の舌を自分が持っている事にありがたみを感じます。
最後にお値段。こんな代物が20％引きで約3200円。
日曜の午後6時にいったにも関わらず客の姿があまりいない理由がなんとなくわかったような気がします。