日本国海図及び海洋調査発祥の地との標識が、東京国税局の建物の前にあります。
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- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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by さいたまさん(男性)
築地 クチコミ:106件
日本海軍水路局が、日本の海図を、外国の力を借りることなく、日本独力で作成し始めたのは、明治5年のことでした。
日本での最初の海洋調査は、宮城県の釜石港において行われました。
その成果を、日本最初の海図として、反映させたのです。
当時の海軍水路局は、築地の海軍施設内に創設され、築地5丁目にありました。
終戦後、海図関連業務は、海上保安庁海洋情報部に引き継がれましたが、海上保安庁海洋調査部は、築地5丁目から移転し、跡地には東京国税局が入りました。
現在、日本国海図及び海洋調査発祥の地との標識が、東京国税局の建物の前にあります。
日本国海図及び海洋調査発祥の地との標識が、東京国税局の建物の前にあることを、不思議に思うのが通常かと思いますが、そのような経緯があったのです。
築地には、海軍創設時期における各種の歴史が埋もれています。
築地を訪れる際には、それらの歴史を紐解いてから訪れると、別の感動に結びつくことことでしょう。
歴史秘話と経験不足の中でも自主独立の気概に燃えた先人の努力に、直接触れることができるでしょう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/08/12
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