忠臣蔵47義士の一人、間新六の供養塔が、築地本願寺の境内にあります。
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- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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by さいたまさん(男性)
築地 クチコミ:106件
忠臣蔵47義士の一人、間新六の供養塔が、築地本願寺の境内にあります。
間新六は、父と兄とともに討ち入りに参加し、首尾よく願いを成就することができました。
討ち入りの後、間新六は、毛利藩にお預けの身となり、謹慎していました。
切腹の処分となりましたが、間新六ただ一人が、古式の切腹の作法に基づき、刀を腹に刺し込み、自ら切腹に及んだとのことです。
当時の切腹は、切腹の動作のみで、実際は、介錯人が首を落とすことで切腹が成立していました。
間新六は、自らの意思と行為で切腹し、話題になったそうです。
当時の安易な考え方に対する痛切な警鐘になったこととと思います。
時流に流されることなく、自らの苦痛を顧みず、本来の切腹作法に従って切腹を果たしたことは、他に対する無言の教訓になったことと推測されます。
現在の社会の中のある種の考え方に対する江戸時代からの痛切な訴えと感じられます。
間新六の供養塔を訪れる際は、地下鉄日比谷線が便利です。
また、本願寺の正門を入った後、左側に進み、背の高い土生玄碩の墓を目印にするとわかりやすいと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
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- バリアフリー:
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- 見ごたえ:
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クチコミ投稿日:2016/08/12
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