日本総鎮守に相応しい古社
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by masa8982さん(男性)
しまなみ海道(周辺の島々) クチコミ:9件
しまなみ海道の大三島の西側にある大きな神社です。しまなみ海道のサイクリングロードからは外れますし、峠越えが必要なので自転車で行くには少々キツいですが、是非行って欲しい神社です。
こちらには海の神、戦いの神でもある大山祇神が祀られています。大山祇神はイザナギの命とイザナミの命の息子であり、天照大神の孫であるニニギの命の義理の父であることから、この神社は日本総鎮守として崇められています。つまり、日本全体を守っている神様、ということでしょうね。その関係からか、宝物館には平安時代から江戸時代に至るまでの間に奉納された武具が所狭しと並んでいます。国宝、重要文化財である武具の8割がこの神社にありますから、それを見る為だけに訪れても良い場所です。何故、これだけの格式のある神社が瀬戸内の島にあるのか、その点だけは良く判りません。もっとも、厳島神社のある宮島のように神域として崇められていた島があるのですから、大三島も昔はそのように考えられていたのかも知れませんね。
境内は広く、二の鳥居を潜って700年振りに再建された総門を抜けると、樹齢2600年の乎千命御手植の楠が出迎えてくれます。物凄く太い木で、この神社の由緒や格式、歴史を物語っているようです。残念ながら神門は工事中でしたが、拝殿はそれほど大きくないものの、歴史を感じさせる立派なものでした。見所が沢山ある神社なので、多少面倒でも行ってみて下さい。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/07/26
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