国道と線路で分断された時宗の古刹
- 4.0
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by masa8982さん(男性)
尾道 クチコミ:11件
尾道にある時宗の古刹です。長江口交差点の東側なので、尾道駅からは1.5km程度あります。西国寺下バス停がが直ぐ近くにありますので、バスを利用するのも良いでしょう。
1309年の創建とのことなので、南北朝の頃のものですね。堂宇自体はもっと新しいようですが、それでも室町期や江戸前期に立てられたものばかりで、殆どが重要文化財に指定されています。実際、足利尊氏が七堂伽藍を建築したという話も残っているので、相当な寺格を有していたのでしょう。
こちらが面白いのは、山門と境内が国道と線路で分断されていることです。実際、室町時代に建築された山門が残っているのですが、山陽本線と国道2号線を渡った場所にあります。室町時代の山門が現代のビルに囲まれているので、時代の流れを感じるというか、シュールというか、何とも言えない雰囲気です。ついでに言えば、かつての寺領を国道と線路が横切ってしまっているわけで、やはり時代の流れを感じます。折角訪問されるなら、山門を潜って境内に入り、参拝すると良いでしょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/07/24
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