行く時は時期を考えたほうがいいかも

2.5
旅行時期：2015/05（約11年前）

by yumiyumiさん（女性）

立山黒部クチコミ：1件

　GWにアルペンルートのツアーに参加しました。富山県側から長野県側に抜けるルートで、いくつもの乗り物を乗り継いで行きます。途中大谷の雪の壁や黒部ダムなど、見どころも沢山あるので、楽しみにして行きました。
　ところが、GWであったのが禍したのか、とにかく行く先々で混んで混んで。
　最初の立山ケーブルカーで乗車までの待ち時間がかなりあり、その割に乗車して数分余りで美女平に到着。
　次はすんなり立山高原バスに乗車でき、室堂へ。大谷の高～い雪の壁を暫く観光。夏でもう少し時間があれば、みくりが池とか見れたのでしょうけど、この時期はどこを見ても雪で覆われているので、景色に変化なし。ターミナル内の売店を覗くと袋菓子がパンパンに膨れていて、ここが高地だと認識する。
　立山トンネルトロリーバスに乗り、大観峰へ。晴れれば雲上テラスから素晴らしい山々の景色を楽しめるのだろうが、生憎この日はどんより曇り空で風もあり、ダウンジャケットを着てても寒くて外にいるのが辛く、早々建物内へ逃げ込む。建物内は次のロープウェイに乗る人達でごった返し状態。座る椅子も無く（わずかしかない）、誰もいない壁際を見つけては寄りかかったりしゃがんだり、最後は壁もなく通路にしゃがむ人も。二時間近く待ち、ここが一番辛かった。
　やっとロープウェイに乗ることができ、次の黒部平へ。乗ったと思ったらすぐ着きました。次黒部ケーブルカーに移動し、乗車五分程度で黒部湖駅へ到着。
　黒部ダムの上を端から反対側の端まで移動。当然ダムはこの時期放水していないので、夕方の薄暗くなった中ダムの大きさだけを実感し、最終のトロリーバスが出るよと急かされ、黒部ダム駅でまた並ぶ。関電トンネルトロリーバスに乗り、長野県側へ。
　もう二度と行かないって思った程、疲れました。
　ガイドブックを見ると、綺麗な景色の写真が沢山載ってますが、行く時期を間違えると景色も楽しめず、悲惨な目に合うという、私の教訓になった場所でした。