荒崎の海の幸を堪能！

4.0
旅行時期：2016/05（約10年前）

by After9さん（男性）

横須賀クチコミ：59件

横須賀の長井の漁港である荒崎でランチ！
向かった店はその名もズバリの「あらさき亭」！
古くからこの漁港で営業する「あらさき亭」は漁港の風景に似合わず洋館の佇まい！
店の前の海の先には遠いながらも江の島が見えるロケーション！
混雑を避けて開店時間前に到着したので店が開くまで時間をつぶす・・・
料理が経営する近所の直売所ではちょうど釜揚げしらすが茹で上がったところで天日干しする風景がみられる！
この近郊ではしらす漁も盛ん・・・直売所で釜揚げしらすと蛸を購入！車にはいつもクーラーボックスを積んでいるので抜かりない！

さて、開店時間と同時に入店！
我々より先に2組待っていたので3番目に入店！
窓際の海が見える席を確保できた！
ランチのセット料理は3種類！
●お魚のセット（天然平目の刺身、皮はぎの煮つけ、かますの塩焼き）
●荒崎がにのセット（荒崎がにの半身、地あじのたたき）
●季節のお魚セット
それぞれセットにはご飯・汁物・ひじき・香の物・自家製デザートが付き豊富な味が楽しめそう！
どのセットの各2,200円で、季節のお魚セットは魚が未入荷という事なので選択肢は2つになる！
その他単品のメニューも800円からありごはんセット（400円）をつければ定食にもなる仕組み！
2名での入店なので「お魚のセット」と「荒崎がにのセット」を注文しシェアしていただく作戦に！
洋館の佇まいにオーシャンビュー・・・JAZZのBGMが流れる空間で純粋な和の魚料理を頂こう！

妻は遠慮しているが生ビールを注文し優しい夫を演じる！　僕はドライバーなのでもちろん我慢！！
地物の新ひじきはふっくらして太く煮つけの味付け具合も完璧！
それぞれのセットの料理は定食のようにまとめて出すのではなく、1品1品コースのように提供される

荒崎がにの半身は食べやすいようにあらかじめカットされていて身が取り出しやすい！
足は細身ながら身が引き締まっていて甘みとウマみが凝縮されてウマウマ！！

しっかりした身のしまり贅沢に厚めにカットした天然平目の刺身は透き通る白さで淡白な味わいの中に甘さが口の中に広がる！

カワハギを専門に船釣りするようになったのは三浦半島が始まりなんだとか！
厚い皮のベールを剥がして裸にすると見た目はちょっと恥ずかし気だがウマ味が強くて最高！
もちろん煮つけは味のセンスと技術がさらに加わるが、甘すぎず辛すぎず絶妙で上品な味わい！！

「かますの塩焼き」はシンプルな調理法ながら身のふんわりジューシー！！

「地あじのたたき」は引き締まった身を厚くカットし鮮度が命の味わい！

地産地消の鮮魚にこだわりこれだけの料理を味わえるならむしろコストパフォーマンスの高さも感じるほど！
春夏秋冬、鮮魚だけでも日本の四季を感じられそうな「あらさき亭」・・・また季節を変えて旬な魚を味わいに来よう！！

わかめがたっぷりのおすましには何とメカブも入っている！！
新もののわかめに付いていたから使ったという事で磯の香がさらに引き立っている！

荒崎の天草を使って作ったという自家製のデザートの寒天には黒蜜で頂く！！
入店前にはランチのセットで2,200円という強気な価格設定だと思っていたが食べてみて大満足！！
価格以上の価値があるちょっと贅沢なランチでした！
ブログUMA SOUL（ウマソウル）からの投稿です→http://umasoul.blog81.fc2.com/blog-entry-1620.html