舟運の安全をまもる
- 3.5
- 旅行時期:2015/10(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
五所川原 クチコミ:4件
JR五所川原駅より車で5分ほどのところ、菊ヶ丘運動公園の傍に鎮座されています。
向かいにある「五所川原市歴史民俗資料館」を訪れたときに、大きな赤い鳥居のそばにある「胸肩神社」という社号標に気が付いて、“胸肩”とは面白いと思って調べてみたら、全国各地に存在し、福岡県宗像市にある宗像大社を総本山とする宗像神社(むなかたじんじゃ)が、胸形神社、胸肩神社などとも表記されることを知りました。
宗像神社は宗像三女神(田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神)をご祭神とし、航海の安全を祈願する神社です。この地は岩木川とその支流である十川沿いに開けた舟運が盛んな集落で、“湊千鳥”という地名も、そんなところからきているようで、そして舟の安全と五穀豊穣、水難防止の願いをこめてこの神社をお祀りされたのでしょう。
現地には由緒書きなどなくて創建年代など詳しいことが判りませんでした。拝殿も明治期に建てられたようでそれほど立派なものではありませんが、境内には狛犬の他にや馬、ウサギなど色々並んでいます。拝殿の脇には白い鳥居の奥には庚申塚と2つの祠があり、河童のような姿をした水神・水虎様の木造があります。
すぐ近くには五所川原市歴史民俗資料館や五所川原堰奉行を務め、大庄屋でもあった旧平山家住宅がありますので、観光された後に参拝されることをオススメします。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/06/15
いいね!:3票
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