街中とは思えない静寂の中にある大鹿山長禅寺、臨済宗妙心寺派の古刹
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- 旅行時期:2016/05(約10年前)
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by ハンクさん(男性)
取手・守谷 クチコミ:1件
常磐線取手駅前から徒歩5分、丘の上にこんもりとした森が見える。階段を上ると山門があり、街中とは思えない静寂の中に長禅寺はある。大鹿山長禅寺と号し、臨済宗妙心寺派の古刹で、京都の妙心寺の末寺で、本尊は延命地蔵尊。
縁起によれば、朱雀天皇の代の承平元年(931)に、平将門が勅願所として創建したと伝えられる。将門没後は御厨三郎吉秀が、密かに本尊を守り伝えてきた。その後荒廃が甚だしく、承久元年(1219)には義門和尚を開祖として再興が計られ、また織部時平は、文暦元年(1234)に将門の守本尊で安阿弥(快慶)の作と伝えられる十一面観音像を安置するために「四間四面御堂」を建立し、寺の再興を計った。
創建当時は旧大鹿村にあったが、江戸時代初めに水戸街道が整備されて取手宿が形成されると現在地へ移転し、慶安2年(1649)に三代将軍徳川家光から朱印地五石三斗を賜って以来、代々の徳川将軍から朱印地を賜っている。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/05/30
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