能古博物館　能古島と博多湾の歴史

4.0
旅行時期：2016/03（約10年前）

by konomiさん（女性）

博多クチコミ：792件

能古島の海を臨む高台に立つ博物館です。

開館日／毎週金曜・土曜・日曜と祝日
※団体にてご入館の場合は曜日にかかわらずご相談可能
開館時間／１０：００～１７：００(入館１６：３０まで)
入館料／大人400円・高校生以下無料（団体割引有）障がい者無料
５月と１０月は全日開館
便利なアクセスマップはこちら
↓
http://nokonoshima-museum.or.jp/access.html

本館は第一展示室が江戸時代に志賀島で見つかった金印の鑑定を行った亀井南冥に関する展示。
第二展示室には能古にある白髭神社と、筑前五ケ浦廻船や弁才船など博多湾を行きかった数々の和船の模型展示。
展望ラウンジには博多湾のヨット史と世界で初めて太平洋をひとりで往復航海した博多出身のヨットマン、牛島竜介さんを紹介する展示。
（ちなみに、単独横断を世界で初めて成功させたのは堀江謙一さんです）

別館は1階は福岡出身の画家　多々羅義雄さんの作品を展示しています。
2階は太平洋戦争後、海外引揚者を迎えた博多の歴史を紹介。
漫画家の赤塚不二夫さんやちばてつやさん、山田洋二監督も旧満州など海外から博多へ引き上げてきた人たちの中にいたのだそうです。
福岡県遠賀郡で終戦を迎えた高倉健さんの記事も展示されていました。
小さいながら「サザエさん」の原作者、長谷川町子さんのコーナーもありました。
「サザエさん」は福岡の姪浜で着想を得たのだそうですよ。

博多の歴史を堪能しました。
島の方々の誇りを感じる博物館でした。

ティールームから眺める景色がとても美しかったです。