珍しい、海を見下ろす「賽の河原」

4.0
旅行時期：2015/10（約10年前）

白神山地クチコミ：31件

深浦町の森山海岸の小さな岬の上に「賽の河原」があります。ＪＲ十二湖駅から車で２～３分国道１０１号線を北に走り、国道からそれて五能線を超えて岬の根元に駐車して、山道を５分ほど歩くと「賽の河原」に到達します。
岬の先端に位置する「賽の河原」は慈覚大師が開いたとの伝承や言い伝えが残る民間信仰の地で現在でも数多くの小石を積んだ供養塔が建立され信仰の篤さが感じられ深浦町指定史跡に指定されています。
珍しい、海を見下ろす「賽の河原」は、ＴＢＳのドラマで放映された「砂の器」のロケ地にもなったそうで、訪れたときは秋で天候もよく、日本海は穏やかでしたが、冬場なら実に荒涼とした風景であろうと思われる雰囲気のところでした。
有名な観光スポットである十二湖から近いので、十二湖散策のついでに訪れられると良いでしょう。