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昭和60年代の学生運動を物語る建物です

  • 3.5
  • 旅行時期:2016/02(約9年前)
かつのすけさん

by かつのすけさん(男性)

御茶ノ水・本郷 クチコミ:6件

安田講堂は、東京大学本郷キャンパスにある講堂です。正式名称は、東京大学大講堂ですが、一般的には「安田講堂」と呼ばれています。
かって東大安田講堂事件のあった講堂です。事件の概要は、学生の自発的組織である全学共闘会議(全共闘)および新左翼の学生が、東京大学本郷キャンパス安田講堂を占拠していた事件と、大学から依頼を受けた警視庁が1969年1月18日から1月19日に封鎖解除を行った事件をいいます。
最後は、警視庁機動隊と全学共闘会議の攻防戦でした。警視庁の指揮官は、現在は軍事・リスク管理の評論家として、そして、のちの浅間山荘事件でも指揮をとった佐々敦行氏でした、警視庁からは8個機動隊8500人が投入されました。この事件による負傷者は710人(うち重傷31人)、逮捕者457人という戦後の大学紛争でした。1968年6月中旬に占拠され、機動隊によって強制排除されたのは、翌年1月18日のことでした。
約、半年かかって講堂占拠という事態は収拾されましたが、機動隊が強制排除する様子は、全国に生中継されました。
その後、学生運動は衰退していきました。全共闘の激しい学生運動を思い起す事件です。
現在は、静かな講堂のたたずまいですが、安田講堂を見るとかっての学生運動の激しさを今に伝えているような感じがします。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
地下鉄東大前駅から徒歩7ふん
人混みの少なさ:
3.5
広い敷地の中にありますので、人混みは気になりません
バリアフリー:
3.5
階段、段差があります
見ごたえ:
3.5
かって、全学連が占拠し機動隊と攻防したことが偲ばれます

クチコミ投稿日:2016/02/28

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