室町時代を生きたネコ
- 4.0
- 旅行時期:2016/01(約8年前)
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by ウェンディさん(女性)
新宿 クチコミ:4件
新宿駅から徒歩5分のところにある新宿住友ビル(通称:三角ビル)があり、その前の広場にはひっそりと建つ黒猫の像がある。
この黒猫の像の名前は玉ちゃん。
歴史に名を遺した黒猫だ。
黒猫…と云うだけで化け猫系(猫又や妖怪もの)を想像しがちだが、玉ちゃんは600年前に実際に存在した猫で、生きていた時代は室町時代のこと。
この黒猫の玉ちゃんがいなかったら、現在の東京、そして江戸はまた違った都市となっていたかもしれない。
玉ちゃんを有名としたのは、室町時代にまだ原っぱであった江戸の土地に初代の江戸城を築城した太田道灌との出会いで、太田道灌が戦で劣勢に陥った時に彼を助けたのが黒猫の玉ちゃんだったという事だ。
玉ちゃんの像を作ったのは、三角ビルのデザイナーで国際的彫刻家の流 政之氏で、三角ビルが出来た時に一緒にこの地に玉ちゃんの像は誕生した。
三角ビルがあるのは都庁の真ん前なので、都庁の展望室へ足を運ぶ際などに、ちょっと立ち寄ってみて欲しい。
【参考情報】
実際に玉ちゃんが葬られ、秘仏の猫地蔵があるのは三角ビルからは少し離れた場所にある自性院だ。
口コミは↓
都内3カ所目の招き猫発祥の地:http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/shinjuku/shinjuku/tips/12095122/
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.0
- 新宿駅から徒歩5分
クチコミ投稿日:2016/02/02
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