川上音二郎生誕地 オッペケペーの元祖
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- 旅行時期:2016/01(約10年前)
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by konomiさん(女性)
博多 クチコミ:792件
明治時代に世の中を風刺した歌、オッペケペー節を流行らせた川上音二郎の生誕地。
妻は当時の総理大臣、伊藤博文が水揚げしたという売れっ子芸者で稀代の美女、女優貞奴。
昔NHK大河ドラマで松坂慶子主演で放送されたことがありました。
この時の松坂慶子 むちゃくちゃきれいです。
↓
http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010311_00000
3:40くらいから注目
「紳士のいでたちでうわべの飾りはよいけれど政治の思想が欠乏だ。天地の真理がわからない。心に自由の種をまけ。オッペケペー、オッペケペー、オッペケペッポーペッポーポー」
自由民権運動にかかわり、街頭や芝居小屋で政治演説をする際に、一般市民にも関心を持ってもらうために作り出した当時の世相を風刺する歌がオッペケペー節。
新しい演劇活動の道を海外に求めて、アメリカからヨーロッパ各国へ渡航。
川上一座が訪れた国は10カ国以上に上ります。
1900年パリ万博でマダム貞奴はたちまち知らぬ人のない世界的な人気者となり、欧米の大女優たち、サラ・ベルナールやエレオノラ・ドゥーゼと並び称せられるまでになりました。
この時代を代表する文学者、芸術家たち、ピカソ、アンドレ・ジッド、ロダン、クレー、イサドラ・ダンカン、プッチーニなどが貞奴に対し作品や称賛の言葉を残しています。
子供はいませんでしたが、姪のツルを可愛がり海外公演にも連れて行ったそうです。
この方はその後青木鶴子と改名し、アメリカで女優になり、早川雪洲と結婚しました。
早川雪洲はサイレント期のハリウッドで、堂々とスターとして活躍した日本人。
名作「戦場にかける橋」にも出演している名優です。
2010年が100回忌でしたが、このときは博多座で「川上音二郎・貞奴物語」が上演されました。
命日の11月11日には川上が眠る承天寺(日本のうどんの発祥地です)で故人を偲んでオッペケペー節などの催しが行われます。
そんな博多の名物男の音二郎の生誕地。
博多商人の心意気を感じる博多山笠の走るルートにあります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/01/17
いいね!:3票
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