綱敷天満宮 道真公を気遣う人たちの心遣い
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- 旅行時期:2016/01(約10年前)
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by konomiさん(女性)
博多 クチコミ:792件
綱敷天満宮と名のつく神社は神戸の東灘区、須磨区、 愛媛県今治市、福岡県築上町にもありますが、どの神社も道真公が京都から大宰府天満宮に向かう折、休憩に立ち寄った際に漁人が舟の綱を輪にして敷物を作って出迎えたという伝説を由来としています。
菅原道真公は藤原時平の讒言により大宰権帥に降格。
901年に京都から大宰府に赴きました。
何せ高名なやんごとなきお方。
京の雅な環境から九州のド田舎に左遷されるのですから落胆も相当なものだったに違いありません。
舟の綱を輪にして敷物を作って出迎えたというのは、上陸の際、せめて道真公がお着物を汚さぬように・・という貧しい漁民たちのできうる限り精一杯の心遣い・・・だったのだと思います。
とても小さな神社ですが、道真公にちなんで春にはきれいな花を咲かせる梅が植えられています。
休憩するための椅子も置かれていて、なんだかほっこりする場所です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/01/16
いいね!:4票
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