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江川太郎左衛門終焉の地

名所・史跡

江川太郎左衛門終焉の地 施設情報・クチコミに戻る

万能人だったんですね

  • 3.0
  • 旅行時期:2015/11(約10年前)
T04さん

by T04さん(非公開)

両国 クチコミ:76件

受験勉強での江川太郎左衛門と言えば、”伊豆韮山の代官、韮山に反射炉を築いた”という2点が必修項目でしたが、恥ずかしながら、それ以外は何も知りませんでした。今回調べて見ると、江川太郎左衛門が世襲名であり、教科書に出ている江川太郎左衛門は36代目の英龍であること。二宮尊徳を用いて農地改良を行ったこと。高島秋帆から西洋砲術を学び、佐久間象山や橋本佐内に教育していること。パンを焼き、日本の製パン業界では”パン祖”と呼ばれていること。体育の授業で用いられる号令をつくったこと。外国からの侵略を防ぐため、近代装備の農兵軍設立に動いたこと。福沢諭吉が英龍を英雄として認め、その江戸屋敷跡が慶応義塾の塾舎となったことなどを知ることができました。学問や芸術などにも優れた英龍は、ルネサンス期における万能人のような存在だったのでしょうね。有意義でした。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
「北斎通り」沿いにある「緑町公園」の向い側に碑がありますが、最初は見逃してしまいました
見ごたえ:
2.0
特に見ごたえは…でも、勉強になりました

クチコミ投稿日:2015/11/30

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