見るべきものはあります
- 4.0
- 旅行時期:2015/07(約11年前)
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by T04さん(非公開)
太宰府 クチコミ:15件
大学受験で「日本史B」を選択した人にとっては、「観世音寺」ではなく“筑紫観世音寺”と覚えたに違いありません。もちろん“都の東大寺”と“下野薬師寺”はセットで天下三戒壇で覚えさせられたでしょうし、天智天皇の発願で建てられたこと、そして鑑真の名前も必須項目でした。また“下野の薬師寺”には道鏡も登場しますね。ということで「観世音寺」です。ここも荒れ果てた後にやっと再興されたという雰囲気が漂っていました。本来は東大寺に勝るとも劣らないような大伽藍があったはずですが、現在は大変に小規模に感じます。かつて「観世音寺」にあった「戒壇院」が独立してしまい、教派仏教とは違う臨済宗の寺院になってのも残念に思いました。ただ、推古天皇時代のものとされる「碾磑」、文武天皇時代のものとされる国宝の「梵鐘」どちらも7世紀のものです。予期せず良いものが見られました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 「太宰府」駅からコミュニティバスまほろば号に乗って行きましたが、本数は多くはありません
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 境内で見かけたのは1人だけでした
- 見ごたえ:
- 4.0
- 建物こそ江戸時代の再建ですが、推古天皇時代のものとされる「碾磑」、文武天皇時代のものとされる国宝の「梵鐘」、どちらも7世紀のものです
クチコミ投稿日:2015/09/11
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