壮大な規模の三内丸山遺跡
- 4.5
- 旅行時期:2015/08(約10年前)
-
-
by sio爺さん(男性)
青森市内 クチコミ:32件
歴史が好きで日本の古い木造建築に興味があるので、いろいろ見てきたが、縄文時代となると興味のエリアから少しはみ出る。そこで今回の北東北旅行でコースに入れるかどうか考えたが、今度いつ行けるかわからないので行ってみた。総合案内・エントランスホールに入り、縄文シアターを通って外に出ると、とにかく広かった。
竪穴住居跡は15棟が復元されているそうで、そのうちのいくつかに入って中の広さやニオイなどを体感してみた。掘立柱建物の説明によると、地面に柱穴を掘り柱を立てたもので、地面に炉や床などの跡が見つからないことから、高床建物だと考えられるそうだ。また柱は35cmの倍数で設置されているそうだ。
そして大型竪穴住居跡の復元は縄文時代中期のもので、長さは32mある。さすがに中も外も大きい。そこを出て、大型掘立柱建物跡に向かった。6本柱の長方形の建物と考えられ、柱穴は直径・深さとも約2mで、穴の間隔は全て4,2mとのこと。縄文人の生活の智慧というか生きる力に感心させられた。ガイドの方の説明によると、野球場建設に先立つ発掘調査で、前例のない巨大な集落跡が姿をあらわし、三内丸山遺跡として永久保存が決定したとのこと。平成12年、遺跡の国宝というべき特別史跡に指定されている。。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/08/24
いいね!:7票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する