反骨の陸軍軍人、三浦梧楼の誕生地は阿武川沿いにひっそりとありました
- 3.0
- 旅行時期:2015/08(約10年前)
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by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
阿武川沿いの側道は萩市内の道が混んでいる時に渋滞回避の迂回路として利用しています。
いつもその道すがらにある石碑が気になっていました。
今回、思いついてその石碑を見てみると、明倫館に学び幕末は奇兵隊に入隊し、明治維新後は陸軍中将として名を馳せた三浦梧楼の誕生地であることがわかりました。
三浦梧楼は奇兵隊時代から不仲であった山縣有朋と反目し、何度も左遷の憂き目に会い、更には乙未事変を指揮して李氏朝鮮の第26代国王・高宗の王妃であった閔妃を暗殺したとして投獄されたりと波乱に満ちた人生を送りました。
そんな人生の中にあっても常にアグレッシブで挑戦し続けた三浦梧楼の根底には長州魂が赤々と燃えていたのではないでしょうか。
誕生地には石碑が残るのみですが目の前を流れる雄大は阿武川を見て自身も川の流れのように流転を繰り返したのでしょうか。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 萩市椿東中津江にある阿武川沿いのJR鉄橋下の道を上流へ10m行くとあります。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- ほとんど人混みは有りません。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 歴史の表舞台には出ませんでしたがその反骨心は正に長州魂そのものの三浦梧楼の誕生地は歴史ファンのみならずとも一見の価値が有ります。
クチコミ投稿日:2015/08/19
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