「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」は身元が分からず、靖国神社に祀ることが出来ない人々を祀る「無名戦没者の墓」です。
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- 旅行時期:2013/06(約13年前)
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by 元カニ族さん(男性)
市ヶ谷 クチコミ:11件
「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」は、昭和34年(1959年)、先の大戦において 海外で亡くなった戦没者の遺骨を納めるため、国により建設された「無名戦没者の墓」です。
政府派遣団が収集した遺骨や、戦後海外から帰還した部隊や個人が持ち帰った遺骨で、軍人軍属のみならず、一般邦人の遺骨も含め、身元が分からず遺族に引き渡すことのできない遺骨が納められています。総数約240万人と説明板に書かれています。
六角堂の真中に「陶棺」が祀られています。この陶棺はわが国古代豪族の棺を模したもので、主要戦域から収集した小石を材料とし、1,700度の高熱で処理した、重量5トンの世界最大級の陶製品です。昭和天皇後下賜の金銅茶壺型の納骨壺があり、戦没者を代表する御遺骨が納められています。
また入口の案合図に書かれていない2つの慰霊碑があります。左が「引揚げに伴う死没者の永遠の平和祈念碑」、右が「強制抑留者の尊い命を失われた方の追悼慰霊碑」です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/06/30
いいね!:2票
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