津堅島の祖神を祀っている
- 4.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by はまちゃんさん(男性)
沖縄市・うるま市・伊計島 クチコミ:91件
津堅港から北西に集落を抜けて歩いて20分ほど、津堅島で最も有名な“トマイ浜”の真ん中あたり、“キャロット愛ランド”のキャンプ場・管理棟を過ぎると直ぐ、右手に「中の御嶽」があります。
沖縄の御嶽と言えば森の中にひっそりとあり、判りにくいところが多いが、「中の御嶽」は判りやすいというか開けた場所にあるので見落とすことはないと思います。
浜辺のすぐ山側の道路傍に御嶽があります。御嶽はきれいに整備されていて、少しせり出した大きな岩の下に小さな石の家の様な祠があり、その傍に喜舎場子(キシャバシー)の墓と思われる石柱がありますが、石柱の表面には何も書かれておらず良く判りませんでした。
御嶽の周辺は綺麗に整備されており、津堅島の人々にとって大切な拝所として守られている様子が良く判りました。静かに、お参りしたいところです。
【現地にあった説明板には次のように記載されています】
中の御嶽、うるま市教育研究会指定文化財第8号、有形民俗文化財
『中の御嶽は、津堅島の西方トゥマイ浜の中央部に位置し、国森(クニムイ)・クボウ・ヒガル(イビ)等の四御嶽のひとつであり、古くから拝所として保護され、現在も崇拝されています。 この御嶽には、「喜舎場子(キシャバシー)」の墓があります。喜舎場子は、「遺老説伝」や島の口碑によると、中城郡喜舎場村の喜舎場子が島にたどり着き、ムラ立てをし、人々の日常生活や指導啓発にあたり、豊かなムラの発展に貢献したと伝えられています。 ムラの人々は、喜舎場子を深く崇拝し、敬慕し、墓の所在する中の御嶽を津堅島の祖神として祀っています。ここは、静寂な霊域です。』
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/06/05
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