秩父札所十四番
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- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by かつのすけさん(男性)
秩父 クチコミ:16件
今宮神社から秩父鉄道の線路と反対の方向へ進み、すぐの所にあります。江戸時代は今宮坊が観音堂と今宮神社の別当を兼ねており、今宮神社と同じ敷地内にあったそうですが、明治初めの神仏分離と修験道廃止によって今宮神社と観音堂が分離されました。境内はそれほど広くはなく、観音堂の手前に秩父札所唯一の輪廻塔があり、お経が刻まれた円盤を廻すと生者は最高の幸せが約束され、亡者は地獄から天国に生まれ変わるといわれているそうです。圓通閣と書かれた正面の建物の中にある御本尊は聖観世音菩薩像で、向かってその右側に飛天像が安置されています。また「武田信玄は配下の失敗をこの寺の霊験にて許した」と書かれた額絵が掲げられており、武田信玄家臣山県昌景の組頭・石原宮内は信玄批判をし、死罪を申し付けられたが、信玄の夢に小坊主が現れ「私は今宮坊の遣いで宮内をどうか助けるように」というので、仏を感じた信玄は急ぎ山県に命じて宮内を助命し、更に側近に取り立て褒美まで与えたそうです。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2015/05/29
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