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対馬の美しい豆酘崎、そして美女塚の悲話

  • 4.5
  • 旅行時期:2015/03(約6年前)
時空の旅人さん

by 時空の旅人さん(男性)

対馬 クチコミ:4件

豆酘崎は遠かった。
 対馬の中心地「厳原」からズーッと南のはずれの豆酘(つつ)地区にあります。 岬は、海に長く突き出ていて波間に見え隠れしながらズーッと沖の方まで延びています。 その岬は、浮き沈みしながら波しぶきをあげています。 海の景色は、抜群に良好です。 ここに ”親子灯台” があり、大変に珍しい。 このような灯台の景観は、日本ではここくらいでしょうか。 最初に ”子供” の「豆酘埼ミョー瀬照射灯」が出来て、その後、”親”の「豆酘崎灯台」が出来たようです。 ”子供灯台” は現在、引退。 代わって ”親灯台” が現役で稼働中。
 豆酘崎の先っぽを ”ミョー瀬” というらしいのですが、浅くて長い岬なので 浮いている岩に船底をぶつけて遭難しやすい。 海難事故が起きやすい地形です。 さもありなん( ”左も有り難” )。 そんな理由で、昔、先に「豆酘埼ミョー瀬照射灯」が岩礁の上に設置されたようです。 
 そして、岬の根元の港まちの山の上に「美女塚」があります。 その美しくも悲しい物語が心に残ります。


 * * * * *

 美女塚にまつわる、美しくも悲しい物語

「対馬異聞 美女塚異聞」
 村に、鶴という、それは大変美しく、そして賢く親思いの娘がおりました。 その評判は、村々を越え、ついには、はるか遠くの都まで届きました。 それゆえ当時の島役人に命じ、鶴を宮中の采女(女官)として召し出すように、申し付けたのでした。 鶴の父はすでに亡く、母を残して家を出ることなど思いもしないことであり、何よりも、生まれ育ったこの村をこよなく愛していました。 何とか断ってくれるよう母に頼みましたが、母は「不憫なことはわかっているが、お断りすることなど叶うはずもない…。 天子様のご命令と同じだからね…。 私もどれほどつらいことか…。 どうか辛抱して行っておくれ…」と言うしかありませんでした。 鶴にしてみれば、これほど悲しいことはありませんでしたので、なす術もなく、涙に明け暮れる日々となりました。
 みんなで思案しているうちに、ついに鶴が村を立つ日が来てしまいました。 母と、そして亡き父に別れの挨拶が行われて・・・鶴は、涙ながらに見送る母のもとを離れていきました。 やがて村が見下ろせる山の道にさしかかったとき、鶴はお供の者に言いました。 「お願いがあります! 私の村を最後に一目だけ見せて下さい」・・・駕籠はとめられ、鶴は生まれ育った村、そして山や川をしみじみと見つめていましたが、突然、「私のような、辛く不幸な思いは、これから決して誰にもさせたくありません! この村からは美人が生まれませんように!」と叫ぶと同時に舌を噛み、自ら生命を絶ったのでした。
 人々も、村思い、親思いの鶴を深く哀れみ、 “鶴王御前” と呼び、美女塚を建て、弔いました。 このこと以来、村の娘たちは、顔が目立たぬように手ぬぐいで隠し、ハギレを縫い合わせてこさえた、みすぼらしい衣服を身にまとうようになったのです。 これが、この地域独特の服装である「はぎとうじん」の起こりとなり、また言葉遣いも「濁し」が入る、「豆酘方言(豆酘弁)」が出来たといわれています。
 「豆酘美人」のいわれは、この鶴王御前の美女塚伝説が始まりと伝えられています。

< ようこそ美女塚山荘・美女塚茶屋のホームページ > からの一部抜粋。

ここで一句
 「美女塚の 花も悲しむ つつ娘」  
             (時空の旅人)

そのほか、もうひとこと。
 豆酘弁は、分かりにくいようです。 全く別の言語とも言われています。 そういえば、以前行ったことのある沖縄の、八重山諸島の与那国の方言も全く分かりませんでした。 与那国のはずれの売店でしたが、おばあさんが二人で世間話をしていましたが、全く何を言っているのか分かりません。 ひとつやふたつくらいは知っている単語があってもいいと思うんですが、全くありません。 ここは、まるで ”外国” でした。 日本は広い・・・広ーい・・・

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
友人
アクセス:
2.0
景観:
5.0
人混みの少なさ:
5.0

クチコミ投稿日:2015/05/11

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