重要文化財に指定されている、二天門
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- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by sio爺さん(男性)
浅草 クチコミ:39件
本堂の東側にあり、重要文化財に指定されている。元和4年(1618)浅草寺境内に造営された「東照宮」の「随身門(ずいじんもん)」として建立された。門に増長天・持国天をまつり、「二天門」の扁額は最後の太政大臣、三条実美の筆とのこと。向かって左の増長天は右手に法具を掲げ左手は腰にあてる。右の持国天は、増長天とは対称的な姿勢を取り、左手を上げて密教法具を持ち右手を腰にあてる姿勢を取る。元来は全身に華やかな彩色が施されていたそうで、今でも顔や鎧(よろい)に古来の鮮やかさが微かに残されている。どちらも「寄木造(よせぎづくり)」という、鎌倉時代以降に流行した複数の木材を組み合わせる技術で造られている。雷門から真っ直ぐ本堂に向かうと右側に位置するが、気づかずに仲見世方面に戻ってしまったらもったいないことだ。
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- 人混みの少なさ:
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- 見ごたえ:
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クチコミ投稿日:2015/04/22
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