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写真撮影の部分的許可が面倒!

  • 4.0
  • 旅行時期:2015/03(約9年前)
tadさん

by tadさん(男性)

上野・御徒町 クチコミ:25件

東京に来て時間があると、必ず一日ゆっくり訪問するところだ。一年半ぶりに来た。今回は2館に工事中で入れなかった。本館の日本展示は、来る度に結構入れ替わっているが、評判の名品はもう少し常時展示する方法も考えたほうがいいのではないだろうか?国宝が87点、重要文化財が629点というから、素晴らしいコレクションには違いない。

世界中にファンの多い版画や浮世絵の部屋は狭すぎる。毎回、展示が入れ替わっているようだが、海外からの客はがっかりするだろう。良く知られた浮世絵や版画がちっとも見られないのだ。

仏像も名品だと思うと写真を撮るなとある!わざわざ特別な名品でないものだけを撮影したがる客はいるのだろうか?他の展示品も国宝クラスのこれは写真に取っておきたいと強く思うものにはカメラ禁止マークがついている!いちいち歯軋りしながらの鑑賞となる。。。

こんな博物館がヨーロッパなどにあったっけ?駄目なら、みんな駄目にすべきだろう!それなら、最初からカメラは出さない。ロンドンのナショナル・ギャラリー等はその方針だ。それはそれで、無料だし、何十回も見に行く理由になっていい。ルーブル美術館等は、有料でもあり、ミロのヴィーナスもモナリザも撮影できる。もし、こういう有名作だけ、撮影禁止にしたらヨーロッパでは、失笑や怒りを買うだろう。客の立場を少し考えればわかるだろうに。。。

というわけで、そのことが気になって、今回は5点満点にしない。前回見て、ぜひもう一度見たかった高村光雲の木像がなかったし、絵画も相当入れ替わっている。核となる人気作品はもう少し固定して欲しい気がする。ロゼッタ・ストーンのクラスはなくても、上野の博物館なら、これだ、という有名品の固定展示が欲しい気がする。北斎や広重や歌麿や雪舟等候補はいくらでもあると思うが。。。とは、言っても、また東京に行けば再訪するだろう。今回見た狩野永徳の檜図屏風では今一つだ。狩野永徳の名品は京都などにもっと素晴らしいものがある。

そういえば、ロンドンのナショナル・ギャラリーでは、アンケートをとり、一番人気はターナーの戦艦テメレールの絵だと発表された。こういうアンケートなどをとり、固定展示の作をある程度、持つほうが、海外からも多くの人をひきつけると思う。実際、海外の旅行サイトで、この東京国立博物館に来た人が、有名な版画がちっともなかったと文句を書いていたのを読んだから、私も気にしているのだ。ぜひ、検討して欲しいものだ。

もっとも、今回、満足した展示は東洋館の一階にあった。中国の仏像が集中して展示してあり、見ごたえがある。中国では、仏像はあまり今は見かけないだけに貴重だ。中でも、唐の長安の宝慶寺の石仏群はいい石仏が多い。一通り廻れば、どれか新鮮な展示に出会う楽しさはあるのだが。。。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅

クチコミ投稿日:2015/03/17

いいね!:9

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