高倉山願成寺

25年に一回の「御開帳大祭」へ行ってきました

3.5
旅行時期：2015/03（約9年前）

by 風待人さん（男性）

秋吉台クチコミ：17件

３月1日は父親と母親と3人で萩八景遊覧船が無料で乗れる（毎年3月1日の運行開始日には無料で乗船出来る）ので乗る予定でいましたが生憎の雨。
屋外での行事で雨に濡れて風邪を引いても洒落にならないので中止しました。
そこでテレビの週末情報で美東町大田のお寺で25年に１回のご開帳があるとのニュースをやっていてそれを目当てに行くことにしました。
インターネットで「大田　寺　ご開帳」のワードで検索すると一発で高倉山願成寺の名前が出てきました。
再度、高倉山願成寺で検索すると、２５年に一度のご開帳が本堂であり午前１１時からは餅まきもあるとのことでしたので父母を連れて行きました。
２５年に一度の開帳との内容を父親に伝えると、「次回は元気で行けるかどうかわからんから今回は行っとこう」と
言うのですが父親は現在７５歳、あと２５年後はもちろん１００歳、いつまで生きるつもりなのかと思いましたが敢えて
黙っておきました。
さて、お寺に着いたのが午前１１時でしたのでもう餅まきもは終わっているかと思っていたら未だお経が上がっていて
まだ餅まきは終わっていませんでした。
お経が終わると、合掌の後お経を一緒に唱えてくださいと言われ面食らっていると周りの人は皆んな声を揃えて
「オン　ケンバヤ　ケンバヤ　ウンバッタ　ソワカ」と唱えているので流石は門徒さんは違うなと思っていたら後で
知ったのですが本堂のご本尊の両隣に大きい文字でカタカナで書かれていました。
少し安心しました。
餅まきは本堂の中であったのですが、私達は後から行ったので上に上がれませんでしたが、お坊さんとお手伝いの
門徒さんが出てこられて境内に集まった人々に少しづつ配っておられました。
足元が悪い上に、石畳の上で転倒をしてもいけないとの配慮だと思います。
餅まき後に本堂に上がって、ご開帳されたご本尊を拝ませていただきました。
黒光りしていて思ったより小さなご本尊様でしたが、こちらのお寺は「人と寄添い、共に生きる寺・寄添寺」とのことで願いが適うお寺とのことでしたのでご利益があるかと思います。
境内では500円で宿泊券やゲーム機が当たるくじがあったり御札の販売があったりしましたが遠慮して下りました。
お寺の門前の広場で出店などもありましたが、雨が降る中寒いこともあって帰路に着きました。
25年に一度のご開帳は私も次は元気で来れるかどうかわからないので非常に貴重な体験となりました。