藩校明倫館の置き土産、南門は壮大なスケールで人を惹きつける
- 4.0
- 旅行時期:2015/02(約11年前)
-
-
by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
藩校明倫館の南側に位置することから南門と呼ばれた大きな門は流石は人材教育に力を入れた萩藩の威信を掛けたと言っても過言でないくらいの壮大な門でした。
家の面構えは門扉で決まると言われますが、正にこの門ならどこに出しても恥ずかしくはないと思われます。
門は切妻造り本瓦葺きで桁行約4m、梁間3m弱の一間一戸の四脚門で、左右に袖があり、潜門が付いているこの門は通称表御門と呼ばれていて、一時は本願寺山口別院に移設されていたのですが平成15年に旧地である現在の場所に移築されたとのことです。
この前に立つと当時の学生たちも身が引き締まる思い出あったことでしょう。
この大門は藩主が聖廟を拝する春秋の「釈菜(孔子祭)」や公式行事以外は開かれなかったと言いますから実用的な門ではなく所謂シンボル的な門だったと思われます。
それにしても立派で当時の萩藩の財政事情からするとある意味分不相応な代物だったのかなと思われました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 萩市役所の向かい側です。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- さほど人混みは多くはありません。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 流石は名だたる藩校、明倫館の顔とも言える南門は壮大なスケールでした。
クチコミ投稿日:2015/02/27
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する