さすがの「山里」

4.5
旅行時期：2015/02（約11年前）

by T04さん（非公開）

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「ホテルオークラ」の和食堂の代名詞となっている「山里」。その本家本元「ホテルオークラ東京」の「山里」を利用してきました。現在の「ホテルオークラ東京」本館の営業は今年8月31日までなので、この「山里」を利用する機会も、あまり多くはないと思います。さて本館ロビー階から階段を下りて「山里」店内に入ると、着物姿のお姉さんがお出迎えしてくださいますが、その応対・物腰は、さすが接客に定評のある「ホテルオークラ東京」であると感心させられます。店内も、なくなってしまうのが惜しいほど、本当に綺麗に保たれています。注文したのは日本酒と「鰻御膳」。日本酒を飲んでいると、「お酒をお楽しみいただいているとのことで…」と「鰻御膳」の副菜の１つである胡麻豆腐を先に持ってきて下さいました…ちゃんと気が利いていますね。「鰻御膳」が到着すると、それぞれの料理の紹介もいただきました。肝心の鰻は、肉厚で表面が香ばしく仕上がっており、あっさりしたタレで鰻本来の味を楽しめます。また、たっぷり添えられた緑の鮮やかな山椒の香りと辛味にも高級感が感じられます。また副菜のお刺身(鯛・カンパチ)や酢の物もレベルが高く、大変に満足できましたが、肝吸いではなく味噌汁であったことが以外と言えば以外でした。またデザートとして選んだ杏のシャーベットも素晴らしい出来でしたが、4860円(+サービス料)という料金ですから、普段使いはできないですね。