境内外の前庭と境内の方丈庭園

3.5
旅行時期：2015/02（約11年前）

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国の史跡・名勝に指定されており、総門の手前の横須賀線の踏切を渡ったところにある白鷺池(はくろち)がある前庭、方丈の奥にある妙香池(みょうこうち)がある庭園があります。
前庭は白鷺池に降魔橋がかかっており、春には桜、秋には紅葉が楽しめるようです。円覚寺開山の無学祖元が鶴岡八幡宮の神霊に姿を変えた白鷺に導かれた場所がこの池だったという伝説が残されているそうです。白鷺池は明治22年横須賀線開通により半分近くが埋められてしまったそうで、円覚寺の敷地とは気づかずに道路脇につくられた緑地だと思ってしまうような小さな庭園です。
境内にある方丈の庭園は妙香池を中心とした庭園で建武年間に夢窓疎石が作庭したと言われ、池は岩盤を掘り下げて作られたそうです。池の北岸にあたる山側には、波浪の浸食を擬した虎頭岩が配されています。