城跡が、城跡らしく整備され始めました!
- 3.5
- 旅行時期:2015/01(約11年前)
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by ssさん(女性)
博多 クチコミ:9件
自分の住む町なので、福岡城の変化をずっと見てきました。裁判所があったり、昔は球場があったりと、街中ならではの人々の生活に沿った変化を遂げてきた城跡です。
最近になって、「城跡」としての公園づくり、整備が進み始めました。
多聞櫓、伝・潮見櫓、祈念櫓など、今も城壁や堀以外にも見所はたくさんありますが、今後、武具櫓の再現や、また、あちこちのお寺などに移築されていたもともと城にあった建物を城跡へ補修、再現する計画などがあるらしく、楽しみです。
2014年の大河ドラマが黒田官兵衛だったので、多少盛り上がりがありましたが、それまでは、福岡住人としては、黒田如水、黒田長政の名の方がしっくりきていました。
城跡は公園として解放されているので、無料です。
日本100名城の認定もされています。
鴻臚館(福岡城よりうーんと前にあった、海外の人おもてなしの館みたいなもの)跡発掘地の側に、小さな福岡城むかし探訪館があります。
ここに、江戸末期くらいの福岡城及び周辺の模型があります。いかに広いお城だったかがわかります。(江戸末期には確実に天守はなかったはずなので、ホントはあの模型は個人的にはおかしいと思う。)
2月位には二の丸あたりは一斉に梅が咲き、とてもいい香り。3月末には一斉に桜が咲き、最近では毎年桜祭りが。そして、ツツジ、藤、スイレン、菖蒲・・・と花が続きます。紅葉は、祭りが開かれるようになりましたが、正直、あまり紅葉する樹が多くはありません。
公園整備が進む今後に期待したい観光地です。
ちなみに、黒田官兵衛、黒田長政、親子ともに、城によくありがちな銅像は、ありません。資料館なども城跡には特になく、有名な母里太兵衛が飲みとった、日ノ本号という槍や黒田如水や黒田二十四騎の掛け軸などは、福岡市博物館にあります。
黒田節の銅像は、大きな杯をもったものが博多駅前に、槍を目立つようにもっているものが西公園にあります。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 福岡市の中心部、天神からあまり離れておらず、地下鉄駅からも近いです。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 建物が多く残る城跡ではないため、そんなに人は多くありません
- バリアフリー:
- 3.0
- 街中の公園としての機能が長かったので、城としてのバリアフリー化はまだまだです。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 町と一体化してはいますが、城郭の規模を見て回るには、かなりの広さです。
クチコミ投稿日:2015/01/27
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