お正月はねぶた飾りが光る
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- 旅行時期:2015/01(約11年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
茅ヶ崎 クチコミ:99件
相模国一之宮。しかし、お正月の初詣客数は、神奈川県では川崎大師、鶴岡八幡宮に大きく水をあけられている。東京の人には寒川神社自体が意外にも知られていない。
もっとも、一般的な神奈川県の人にも、埼玉県の神社と言えば、知っているのは氷川神社くらいだろうし、初詣と言えば有名どころは、首都圏のお正月のコマーシャルでやっている成田山新勝寺、佐野厄除大師、川崎大師くらいなものだろう。
しかし、お正月の寒川神社はすごい人出である。周辺道路は駐車場待ちの車で渋滞するし、最寄駅の宮山駅は人でごった返し、列車はなかなか出発できない。
疲れたくないなどの理由から、すいているうちに初詣を済ませたいなら、日の出から数時間のうちが良い。その時間帯であれば、元日なのに昼間からは想像できないほど、宮山駅はすいているし、周辺道路もがらがらである。
近年、時間帯や範囲が縮小されたとは言え、周辺道路は交通規制され、歩行者天国となっている、(12/31 22時~1/3 17時だが、各日17時までの道路も)。ただ、臨時で運行される海老名行きのバスやパトカー、商用車が通るのには注意が必要だ。
車の場合、以前は、寒川浄水場の横の土手沿いの道に無料で駐車できたが、今ではバーが張られ、規制されてしまっている。神社すぐの臨時駐車場も以前は数百円だったものが、今年は千円になっていた。それでも神社北側の規制範囲を越えた農道などに停めている車もある。
神社の境内はもちろん、参集殿のあたりや、宮山駅へ向けての道路沿いには露店が並ぶ。参集殿のあたりでは、座って休める露店もあるが、その他は店も少なく、ゆっくり座れる場所はあまりない。
何年か前から、本殿の門のところに、正月の期間、ねぶた飾りを付けるようになった。昼間よりもあやしく光る夜の方が美しい。
2015年の元旦は雪の初詣となった。朝方は青空だったものの、昼過ぎにやにわに雲が広がり、その後、降り出した雪は、夕方には本降りとなった。宵にやむまで数センチの積雪となった。神社や参道沿いの木々には雪が降り積もり、次第に融けはじめる数時間の間、細枝に積もった雪が樹氷のように輝き、元旦からきれいな景色を拝むことができた。
寒川神社には季節の花みくじというきれいなおみくじがあるが、お正月も健在である。通常のおみくじが本殿の門の前に並んでいたが、花みくじは、トイレや駐車場へ抜ける南門のところで特設販売されていた。近くには干支(羊)の置物や御朱印帳なども特設販売されていた。
また、熊手や破魔矢などの縁起物も数多く売られていた。5千円の流鏑馬鏑矢や宝船の稲束飾りなどは他ではあまり見かけないため、目についた。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2015/01/13
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