松陰神社から徒歩で行ける郡司鋳造所跡
- 3.0
- 旅行時期:2014/07(約11年前)
-
-
by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
『花燃ゆる』が来年のNHK大河ドラマ化されるということで、主人公の文さんの兄上でもある吉田松陰の人気が再燃するかもしれませんね。
吉田松陰と言えば松陰神社が有名ですが、その松陰神社から歩いていける史跡が、郡司鋳造所跡です。
幕末の萩は時代をリードする藩で有り、そうあり続けようとしました。
そしてそれはトップダウンだけではなく藩士たちによるボトムアップ型の効果もあったようです。
その融合が幕末のあの長州藩のパワーを生んだようだです。
萩市大字椿東前小畑にある反射炉跡は実験的なもので製造には向かなかったことがわかっていますがこちらの郡司鋳造所は実際に長州藩に召し抱えられた郡司家が鋳造を行った鋳造所です。
下関戦争で使われた洋式大砲を造りその技術力を示したのです。
実際の鋳造所跡はバイパスの位置に当たるため移設され公園として当時の様子が再現されています。
レプリカの大砲も含め、「こしき炉」と「たたら」も再現されていて興味深い史跡となっています。
萩藩は幕末の偉人を多く排出しているおかげで思想面や教育・育成の面を評価されますが幕末にパンやガラス、大砲、軍艦等を独自で作っていることからも判る通り技術や科学の部門についても秀でていたと推測できます。
場所は松陰神社からバイパスを萩しーまーと方面へ走った右側にあります。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 松蔭神社から徒歩3分くらいです。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- ほとんど人混みはありません。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 幕末の歴史資料としての魅力を感じます。
クチコミ投稿日:2014/12/21
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する