勇壮な男たちの水上の格闘技、おしくらごうを見てきました
- 4.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
おしくらごうと言っても萩市以外の方には馴染みが無いかもしれません。
おしくらごうとは萩市の玉江地区で行われる和船競漕です。
萩市の伝統行事で毛利萩藩の時代から脈々と受け継がれその歴史は300年にも及びます。
ねじり鉢巻に下帯姿の若者たちが荒々しく和船を漕いで優劣を競う行事ですが、昨今は人手不足もあり、漁業関係者や地元の若者のみならず、地元企業の有志や中学生男女のチームが前座として参加しています。
私は午後から用事があったので午前中に行われた中学生の部の予選を見ました。
本来のおしくらごうの荒々しさはありませんでしたが、何だか全員を応援したくなるひたむきさが良かったです。
競漕が行われる両岸の橋には大漁旗が靡きます。
最初にくじ引きで対戦相手が決まり、4艇の組は1位と2位が、3艇の組は1位のみが決勝に進みます。
商品は豪華ですが、中学生の部はどうなんでしょう。
お酒やビールは無しですよね、多分。
出艇は緊張の一瞬で号砲代わりのドラの音でスタートします。
先行逃船の舳先には毛利氏の家紋である一文字三ツ星の旗が取り付けてあります。
先行逃げ切りか、追いついて抜き去りか駆け引きは大人並みです。
中学生の部は指月山をバックに直線距離を300mの勝負でした。
さて決勝ではどこが勝ったのでしょうか。
どちらにしろ、いい思い出にはなったと思います。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 萩市玉江の河川敷で行われます、JR山陰本線の玉江駅から徒歩五分位です。
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 人混みは多いですが見る分には支障がない程度です。
- 催し物の規模:
- 3.0
- 年々出場者が減り、規模が小さくなっています。
- 雰囲気:
- 3.5
- 褌一枚で和船を漕ぐ男たちの戦いは見ごたえあります。
クチコミ投稿日:2014/12/18
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