世界遺産候補の幕末の遺産、萩反射炉を見てきました
- 4.0
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
-
-
by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
鉄を溶解させる反射炉としては日本ではここ萩の反射炉と静岡の韮山の反射炉だけということです。
萩の反射炉は試験炉とされ、現実的には金属溶解炉としては不完全なものということですが、幕末の萩では尊王攘夷の旗印のもと、奇兵隊が組織され、萩藩最初の洋式軍艦「丙辰丸」や2隻目の洋式軍艦「庚申丸」も製造され金属の需要は多く、実用的な反射炉の製作が急がれたと推測されます。
今は、風雨にさらされ風化の跡が目立つ二本の耐火煉瓦で作られた煙突が象徴的に空にそびえています。
その姿は今尚、明治維新の渦の中で奔走した長州藩の志士たちの心意気を思い出させるようです。
場所は萩市椿東のコンビニの上にあるので容易にたどり着くことが出来るはずです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 国道沿いのコンビニの裏手に有ります。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 観光客もさほど多くもなく、ゆっくりと見学できます。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 日本に2つしか現存しない反射炉跡の内の1つですから価値があります。
クチコミ投稿日:2014/12/17
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する