維新の志士が歩いた萩往還(山口市) 天花坂口(てんげさかぐち)~防長国境(ぼうちょうこっきょう)
- 5.0
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
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by toyokazuさん(男性)
山口市 クチコミ:50件
山口県では2018年の明治維新150年に向けて、今、萩往還を売り出しています。
萩往還は江戸時代の毛利氏の街道で、萩市~山口市~防府市をつなぐ全長約53kmの道。3市の観光協会が共同して売り出し、ルートマップも作っています。GWにはマラニック大会も毎年開かれていますよ。
今日は、短い距離で萩往還を楽しめる代表的な区間、天花坂口から防長国境を往復しました。
車は一の坂(いちのさか)ダム駐車場か錦鶏(きんけい)の滝駐車場に置きます。錦滝の滝駐車場の目の前が萩往還「天花坂口」で、萩往還の碑と石畳が始まります。
石畳の坂を登っていくと、萩往還最大の難所だった「四十二(しじゅうに)の曲がり」。急勾配の坂がジグザグにいくつも続きます。
ふうふう言いながら県道63号線を越えると、六軒茶屋跡(ろっけんぢゃやあと)です。休憩ポイントですが、ここまでがかなり汗をかく区間なので、この後汗が冷えないように注意して。
六軒茶屋跡は萩往還沿いの茶屋跡で、昔6軒の農家があり、軒先を茶店にして旅人をもてなしていたというところ。
さらに奥に進むと、「一の坂一里塚(いちりづか)」があります。萩往還沿いには一里(約4km)ごとに塚が築かれました。一の坂一里塚は萩往還のちょうど中間点に当たります。
大きな「一貫石」をすぎてしばらく行くと、「キンチヂミの清水(きよみず)」。冷水が湧き出ていたというところです。キ○○マがチヂミ上がるほど冷たかったのでこう呼ばれたとか。
県道63号線を再び渡って登り続けると、「板堂峠(いたどうとうげ)」。萩往還で一番標高の高いところで、標高537m。
峠を下りて県道63号線を渡り、広い駐車場のところで萩往還の案内板があるところから山道を登っていくと防長国境の碑があります。旧長門国と周防国の国境を示す石碑で、歴史がいかにもありそう。現在は山口市と萩市の境になります。
徒歩往復2時間前後くらいで、街道の趣をよく残しています。萩往還で一番急な坂の区間で道が石畳なので、雨上がりは滑らないよう注意してね。また、県道63号線を3回渡りますが、この道はカーブが多いので、渡るときは左右の車に十分気を付けてください。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 県道62号線を萩に向けて進み、一の坂ダム上流でダム駐車場か錦鶏の滝駐車場に車を止めます。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 普通です。ウォーキングする人が意外と多いです。
- バリアフリー:
- 2.0
- 歩きやすいですが、坂の山道です。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 短い距離で萩往還を楽しめる代表的な区間。
クチコミ投稿日:2014/12/08
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