本の壁、希少な展示に満たされる美術館
- 4.0
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by だまかはさん(女性)
大塚・巣鴨・駒込 クチコミ:2件
六義園で紅葉狩り後、その足で東洋文庫ミュージアムへ。六義園正門から徒歩5分ほど。入場料は六義園入場券の半券提示で200円割引になります。
一階フロアには海外で刊行された日本文学などの本の展示、江戸古地図の展示など。
二階にあがると、モリソン文庫の書棚が「本の壁」となって、圧倒的な存在感で迫ってきます。
さらに進むと解体新書、お伽草子、論語など、貴重な書物展示があり、それぞれに学芸員の方の分かりやすく、ちょっとお茶目な作品説明が添えられており、親しみやすい印象でした。
さらに奥の浮世絵展示室は、色鮮やかな浮世絵の数々が展示されており、その保存状態の良さに感服。
展示方法もユニークで、また、展示品の撮影も浮世絵展示室を除き特に制約が無いなど、小さな美術館だからこその緩さがいい具合に働いているように感じました。
知名度こそ低いですが、展示品自体は貴重なものばかりで、一見の価値ありです。
併設のカフェからの景色も気持ちいいので、朝の散歩がてら足を向け、そのままランチ、というのもいいかもしれません。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2014/12/02
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