一見地味だけど、実は・・・
- 4.0
- 旅行時期:2014/10(約11年前)
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by ほわほわわかな。さん(非公開)
錦帯橋周辺 クチコミ:4件
江戸時代、岩国藩の藩主を務めていた吉川家。その岩国藩で藩士と仕えていたのが目加田家です。170石取りというから、藩内では中級程度の家格だったみたい。そのお屋敷が今も残っています。
現在に残る武家屋敷は、大抵はお偉いさんのものが多いです。大名や家老、重臣など上級武士のものがほとんど。そんな中で中級クラスの武士の遺構が残っているのは全国的にも珍しいんだそう。
武士の社会はピラミッド構造なので、玉数で言えば上級武士よりも中級武士のお屋敷のほうが多いはずなんだけど、実際に残っている残っていないの話をすれば、中級武士のそれは圧倒的に少ないみたい。
そんな全国でもレアなこのお屋敷。一番特徴的なのはその屋根瓦。二種類の瓦を交互に組み合わせる独特のスタイル。別名、岩国瓦と呼ばれて現在はこのタイプの瓦は作られていないそう。確かによその地域ではあまり見かけないですね。
どちらかというと簡素な造りではあるけれど、それが逆に質素倹約を旨とした岩国藩の家風を象徴してるようで。おとなしさの中にも味のある佇まいがステキ。入場無料なのも嬉しいですね(*´ω`*)
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/11/15
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