風林火山、騎馬軍団で知られている戦国時代の武田家が居を構えていた館です

4.0
旅行時期：2014/10（約11年前）

甲府クチコミ：2件

甲府市の北側へ約2kmほど行きますと、「風林火山」の旗印のもと、騎馬軍団で有名な戦国時代の武将、武田信玄らが居住していた武田氏館跡があります。躑躅ガ埼の館とも呼ばれています。
この館には、武田家の名将、武田信虎、信玄、勝頼が居を構えていた館です。戦国時代の甲斐の国の政治・経済・文化の中心の地であり、南に甲府盆地が開けた天然の要衝です。
武田信玄の有名な言葉として、人は城、という言葉があります。武田信玄は天守郭を持った城を築城せず、城は人が守るという信念から平城で戦国時代に戦っていました。
館とはいえ、平城でもありましたので、敷地は広く、石材店の並ぶ道を行きますと、立派な総門につきます。
敷地の中には、武田神社、宝物殿、信玄火葬塚など、武田家ゆかりの建物があり、戦国時代に権勢を誇っていた、武田軍団の面影を偲ぶことができます。
館跡は、甲府市の高台にあり、敷地からは甲府市が一望できます。
春の桜、秋の紅葉もこの館跡の見所の一つです。