格調高く、美しい

5.0
旅行時期：2014/09（約11年前）

鎌倉クチコミ：11件

古都・鎌倉の中枢たる源氏ゆかりの八幡宮です。
源氏の氏神、そして関東の総鎮守として崇敬を集め、武士の精神の寄りどころでした。

太鼓橋あたりから舞殿と楼門、大臣山の木々を一望できるのですが、漆の朱や木々の緑、銅板葺き屋根の色合いを遠近と高低の美しさのなかでみることができて感動しました。
大石段を上がると楼門があり、扁額の「八」の字は神使である鳩といわれています。

楼門の奥に拝殿とつながった本宮（上宮）があります。
格調高き流権現造で、朱色の本殿・幣殿・拝殿を縦に連棟。
極彩色の彫刻が美しいです。
若宮（下宮）共に国の重要文化財。

若宮を通り過ぎる方も多いですが、最初に鎌倉入りした頼朝公が由比若宮を遷したのがこの社の位置にあたるといわれています。
現在の若宮は徳川家光が完成させました。

（ほか、鳥居や舞殿、宝物殿についてはクチコミが分かれているのでそちらで記入しています。）

力強さも感じる社と昔からの鎌倉の美を存分にみることができるので大変おすすめです。