仁王門に波の伊八
- 4.0
- 旅行時期:2014/08(約11年前)
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by ぷうりんさん(女性)
いすみ・大多喜 クチコミ:1件
太東岬の入口にあります。「いづなでら」と読みます。
波の伊八の彫刻があるとの看板が目に入ってきたので、立ち寄ってみました。
こんなところにと思うようなこぎれいな朱塗りに茅葺の仁王門が迎えてくれました。
門を入って左手の寺務所で拝観(300円)をお願いしましたら、ご住職様が案内をしてくれました。
質素におしゃれな仁王門も印象的でしたが、本堂に向かう途中の水屋もひっそり小さくて可愛らしさを感じました。
本堂入口の青・赤の天狗のお面も印象的。
本堂内の伊八の彫刻は1本のケヤキに掘られており、波も龍も今にも動き出しそうです。
伊八の波の彫刻が葛飾北斎の有名な「神奈川沖浪裏」の手本にもなったと言われているそうです。(うねる荒波のかなたに小さく富士山が見える絵です)
北斎の浮世絵の師匠が、このお寺に長い間逗留していたらしく、本堂にはその師匠の天井画も残っています。
ちなみに、いすみ市では、各店オリジナルの「伊八めし」で地産地消グルメを楽しめます。
何も知らずに訪れたお寺でしたが、ちょっと嬉しい見つけ物でした。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 2.5
- 車かタクシー。駐車場有
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/08/10
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