萩往還の宿場 佐々波宿を歩く
- 4.0
- 旅行時期:2011/08(約14年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
山口市 クチコミ:5件
萩往還、全長約53kmの歴史の道です。
萩往還は、1604年に萩城築城後、城下町萩(萩市)と三田尻(防府市)をほぼ直線で結ぶ道で、毛利氏によって参勤交代の「御成道(おなりみち)」として開かれました。
萩と山陽道を結ぶ陰陽連絡の幹線道路として利用されてきたこの道は、幕末に維新の志士たちも頻繁に往来した歴史の道です。
急な山道や峠などの難所も多く、石畳の道もところどころ残っており、往時を偲ぶことができます。
その萩往還の中間に位置するのが、佐々波宿(萩市)です。
佐々波宿は、市場としても発達しました。
と言っても、主要な産物はなく、街道の宿場に物流の産物が集まり、多種多様な品々がここ佐々波に集まったのです。宿場の規模も非常に小さいのですが、この小さな集落に多様な産物が集まり、市として栄えた不思議な街です。
佐々波宿を歩けば、味のある旅篭屋のほか、茅葺(鉄板)屋根や白壁の家屋を見ることができますが、小さな商いの家屋もあります。
まるで、農家のような家屋ですが、この家々も商売を営んでいたようです。
この小さな縮図のような宿場、佐々波市は、2011年06月20日に重伝建に指定されました。
ここを目的に旅を計画するのには、少し物足りないと思いますが、山口・萩を観光する際に、立ち寄られてみるのもよいかと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 車でアクセス
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 観光客はほとんどいません
- 見ごたえ:
- 4.0
- 萩往還の宿場の縮図のような場所です
クチコミ投稿日:2014/08/04
いいね!:7票
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