四季を通じて幻想的な色合いが楽しめます。
- 4.5
- 旅行時期:2014/04(約10年前)
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by norisaさん(非公開)
裏磐梯・猫魔 クチコミ:5件
五色沼を巡るのは東にある五色沼入り口と西にある磐梯高原駅からのどちらかになります。
五色沼最大の毘沙門沼からは磐梯山の荒々しい火口壁が目に飛んできます。
毘沙門沼から望む磐梯山は裏磐梯を代表する景観の一つということですが、そのうたい文句に偽りはありません。
五色沼は明治初頭の1888年に磐梯山頂北側、小磐梯を含む部分が水蒸気爆発によって大崩し、なだれが川をせき止めて数百の湖沼が形成されたものの一部です。
つまりまだできてから130年も経っていないわけです。
大きいものでは、秋元湖、小野川湖、桧原湖があり、それらに挟まれるように位置する数十の湖沼群や地域が五色沼と呼ばれています。
この五色沼、火山性の水質の影響や植物、あるいは藻などにより、湖沼群は緑、赤、青などの様々な色彩を見せることが名称の由来だそうです。
しかし、この五色沼、すぐに有名観光地になったわけではありません。
それは土砂・岩によって荒れた地域を再生させようと、遠藤現夢という偉人が私財を叩いて植林を始めたのがきっかけで五色沼の観光地化が始まったということで、やはり目先の利く方がいらっしゃるものです。
確かに噴火でできた多くの沼はそれぞれ個性的で美しかったのでしょうが、草木もなく通る道もなかったのを何とか切り開いて現在のような美しいトレッキングコースに仕上げたようですーーー。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/06/23
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