命をかけて世界の医学の発展に貢献!
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- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by ミスターミーさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:9件
上野公園内の噴水の直ぐそば国立科学博物館前の木立の中にあります。試験管を持って立っている像は総高4.5m、1951年(昭和26年)多摩美大の吉田教授が英世の写真に基づき制作したそうです。
野口英世は1876年(明治9年)福島県猪苗代湖畔の農家に生まれ、1歳の時左手に大火傷を負ってしまったのは有名な話、農業は無理なので母から学問で身を立てる様に諭されたそうです(学業は極めて優秀だった由)。アメリカ帰りの医師の手術を受け感激した事から、医学の道を志す事になりました。
若い時は何故か放蕩な生活を送り借金等で周りの人々に可なり迷惑をかけたそうです。アメリカに渡ってからは、南米・アフリカ等に赴き電子顕微鏡のない時代に黄熱病や梅毒等の難病の研究治療に明け暮れ、沢山の人々の命を救いました。
世界の医学の発展に貢献した偉大な研究者で、この銅像の台座の石には、「人類の幸福のために」とラテン語で刻まれています。本人もガーナで黄熱病の研究中に53才で死去、本当に命をかけた人生を送ったのですね。何故この場所に像があるのか分りませんが、眺めていると暫し感無量の面持ちになってきました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/05/05
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