天下統一に向けた信長の野望が伝わってくる絢爛たる館
- 3.5
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
-
-
by モッサンさん(男性)
近江八幡・安土 クチコミ:7件
小説「火天の城」を読んで以来、復元されたという館を見てみたいと思っていたが、近くまで車で食事に来たこともあり、足を伸ばして立ち寄った。安土城は地上6階、地下1階、高さ46mの世界最初の木造高層建築とされているが、信長の命により僅か3年の短期間で築城され(1579年)、本丸部分は僅か3年後には焼失した何かと謎の多い城とされている。「信長の館」は、東京の静嘉堂文庫から見つかった天主指図(建物の図面)が安土城のものであるとし、これを基に1992年のスペイン・セビリア万博の日本館メイン展示用に制作・出展されたものを安土町が譲り受けたものである。同館は、歴史公園、近江風土記の丘の中心地である文芸の郷内にある。建物そのものは譲り受けた「館」を収蔵するために造られた感じで、実物大の金箔10万枚を使用した豪華絢爛たる当時の天主の様を真近に観覧できるのは素晴らしいが付帯する展示物の内容はなんとも物足りないものがある。JR安土駅前にある安土城郭資料館の方が安土城に関わる展示物はまだ見ごたえがあり、いっそのこと両施設を統合すれば更に見ごたえのある施設として充実できるのにと残念でならない。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.5
- 天主5,6階部分の展示だけの感じ
クチコミ投稿日:2014/04/22
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する