羽田七福いなりの一つ
- 4.5
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by entetsuさん(男性)
羽田 クチコミ:45件
大田区羽田の「漁師まちの名残」ウォークで訪れました。
「羽田七福いなり」の一つですが、質量とも他を圧倒する大きさです。
由来については、「文化元年(1804年)頃、鈴木新田(現在の羽田空港内)開墾の際、沿岸の堤防にしばしば大穴が生じ、被害を受けました。
そこで稲荷大神を祀り御加護を願った所、以後風浪の害も無く霊験あらたかであっそうです。」という話が残っています。
元々は今の羽田空港のあるところにあり、境内も広く、周辺で潮干狩りもできることや温泉が湧いたこともあり、門前には温泉旅館や芸者の置屋ができるなど、賑わいを見せていました。
現在の京急羽田線は、この繁栄を見て、京浜電気鉄道(現在の京浜急行電鉄)は京浜蒲田から穴守稲荷神社へ向けて支線(穴守線、のちに空港線)を伸ばし、1902年(明治35年)には海老取川の手前まで、ついで1913年(大正2年)には川を渡って穴守稲荷門前までの延伸を果たしとことに遡ります。
車やバスで羽田に向かうと必ず見る羽田空港の赤鳥居も、元はこの地にあった「穴守稲荷神社」の鳥居です。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/03/25
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