成田山参道のうなぎや老舗

5.0
旅行時期：2013/11（約12年前）

by Mr.Tさん（男性）

成田クチコミ：6件

新勝寺総門から400mぐらい。
開店時間は１０時だが、９時ごろからすでに店先では職人さん鰻をさばいていた。
１０時に入店すると店内にはまだ客はいない。店内はテーブル席と座敷、さらに２階にも座席があるようである。
まずはレジにてメニューシートを見ながら何を頼むか決める。今回はうな重（２２００円）と肝吸い（１００円）を注文、食券を渡される。
席に着いて待っている間、店先で鰻をさばいている職人さんたちを見ていてた。３人の職人さんが流れ作業で次々と鰻をさばいていくのはまさに職人の技である。鰻と関係のない雑談をしながら作業しているのも面白い。
１０分とかからずにうな重が届く。肝吸いの他に漬物付き。まずは長方形の重箱を開いてみる。ごはんの上には大きい鰻が１枚と半分ぐらいのが１枚。並なので充分な量である。まずは山椒をかけずにそのままいただく。身は箸で触るとすぐほぐれるほど柔らかい。脂ののった鰻はタレ、ごはんとの相性は抜群である。半分ほど食べてテーブルにある粉山椒をかける。味と香りに変化がついてさらに箸が進む。時折肝吸いで口の中の油をリセット。ごはんが余ってきたら漬物でコントロール。一度に頬張りすぎて口が熱々になったら程よく冷めてきたほうじ茶でクールダウン。
残さず食べ終えて店内を見てみると、ぽつぽつとお客さんが入っている。まだ１０時半前なのに、人気店の表れである。
早めの昼ご飯だったが、大満足だった。