数々の戦火をくぐり抜けてきた、江戸の風格を漂わせる赤門
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- 旅行時期:2013/03(約13年前)
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by クッキーさん(女性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:2件
現在の本郷キャンパスの敷地はかつて加賀藩前田家などの上屋敷でした。1827年、前田斉泰は徳川家11代将軍家斉の第21女、溶姫を迎える際に造られました。門を朱色に塗るのは将軍家から夫人を迎える場合の慣習とされていましたが、現存するものはこの赤門のみ。
赤門は、火災などで焼失してしまったら再建してはいけない慣習があり、この赤門は災害などを免れて現存している貴重なものであり、国の重要文化財に指定されているそうです。
前田家は、この赤門を消防隊「加賀鳶」を置いて守ったといいます。
関東大震災や戦火をくぐりぬけ倒れもせず焼かれずに残った赤門は、江戸の風格を漂わせる重厚な建物であり、本郷通りから目にすることができます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2013/12/20
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