日本で唯一連歌所が残る杭全神社(くまたじんじゃ)
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- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
住吉・平野 クチコミ:25件
杭全神社(くまたじんじゃ)は、大阪市平野区平野宮町の神社で862年に征夷大将軍・坂上田村麻呂の孫でこの地に荘園を有していた坂上当道(さかのうえ の まさみち、813−867年)が素盞嗚尊(スサノオノミコト)を勧請し社殿を創建したと伝えられている。
1190年に熊野證誠権現(伊弉諾尊)、1321年には熊野三所権現(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)を勧請合祀し後醍醐天皇から「熊野三所権現」の勅額を賜り熊野権現社の総社とされている。
明治になって杭全神社(くまたじんじゃ)名に改まったが日本で唯一連歌所が残っており、連歌会は明治以降廃れていたが1987年に復活し現在は毎月定期的に平野法楽連歌会が催されている。初代の連歌所は室町時代に建てられたが大坂冬の陣で焼かれ現存するのは1708年に再建されたもので大阪市指定文化財に指定されている。夏祭り(平野だんじり祭)が毎年7月11−14日に行なわれている。
重要文化財(国指定)として本殿 第一殿 1690年建立、旧春日大社本殿、一間社春日造、檜皮葺き。 本殿 第二殿 1513年建立、三間社流造、檜皮葺き。 本殿 第三殿 1513年建立、一間社春日造、檜皮葺きがある。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/12/11
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