百舌鳥八幡宮のふとん太鼓
- 5.0
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by 鼻毛マンさん(男性)
堺 クチコミ:7件
だんじりが全国的な知名度を持っている秋祭であるのに対し、ふとん太鼓を知っている人は少ないと思います。
もともとこの堺でも、秋の奉納祭としてだんじりが催されていましたが、明治に湊地区と鍛冶屋地区との多数の死傷者を出す衝突事件が起こったのを機に堺でのだんじり曳航が禁止、だんじりを手放してしまいました。
その後、許可が下りたときにはだんじりもなく、だんじり職人もいない。このような状況下で淡路からふとん太鼓を入手したというのが、そのルーツのようです。
たしかに、僕が今住んでいる堺区ではだんじりの曳航なく、ふとん太鼓に移り変わっています。
そのふとん太鼓とはバカデカイ神輿のことです。
このバカデカイ神輿には、乗り子と呼ばれる太鼓を叩き担ぎ歌を唱和する伝統的な化粧をした小学生が乗り込み、ふとんの上には大御所が2名乗り、総重量は2トンを越えます。
2トンを越える神輿を50名の担ぎ手の力で百舌鳥八幡宮に奉納のため9の町の太鼓台が宮入・宮出をするのが百舌鳥八幡宮月見祭。
すごい迫力です。
9月後半の週末に催される百舌鳥八幡宮月見祭のふとん太鼓。
担ぎ手は地元の者のみに制限していましたが、担ぎ手不足から移住者にも担ぎ手として認めてきているということも聞きました。
将来、担ぎ手不足で催行を断念する町が出てくるかもしれません。
そうなる前に、そして、そうさせないように、たくさんの人が見に来ていただけると嬉しいです。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- JR西 阪和線百舌鳥駅から徒歩10分
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- 狭い境内にたくさんの人 宮入より宮出の方が、夜より昼の方が少ないです。
- 催し物の規模:
- 3.0
- 雰囲気:
- 5.0
- さいこー!
- バリアフリー:
- 1.0
- バリアフリーにはまったく配慮されていません
クチコミ投稿日:2013/09/22
いいね!:6票
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